ギターを中野義久、レオナルド・ブラーボ、福田進一各氏に師事。2011年よりスイス・バーゼル音楽院に留学し、パブロ・マルケス氏に師事。2015年学士試験を満場一致の最高点にて卒業。2017年よりバーゼル・スコラカントルムにて巨匠ホプキンソン・スミス氏に師事し、ルネッサンスギター、バロックギター、19世紀ギターなど各時代のギターを学ぶ。2019年に完全帰国。
フランス国立ストラスブール音楽院にてリュートを学ぶ。国内外の著名な音楽家と共演を重ね、ヨーロッパ、アジア諸国で公演多数。’08年ルーヴル美術館にてソロ公演。フランス及び国内のTV・ラジオ出演、オペラ、バレエ、能狂言、歌舞伎、演劇、落語、講談、朗読の舞台に参加。国内外の音楽祭、オーケストラ公演に度々招聘される。リュートの新しい魅力を引き出すべく作曲活動にも専心。リリースした多くのCDは「レコード芸術」特選盤、フランス&英国のラジオ放送、フランスリュート協会推薦盤、ANA国際線機内オーディオ&AIR-DO機内テーマ曲、TOKYO-FMのラジオ番組テーマ曲に取り上げられるなど、国内外で高評を得る。大阪音楽大学付属音楽院講師。『読売ギターコンクール』銀賞受賞。
大分市生まれ。桐朋学園大学を首席で卒業。ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。在学中VerusString Quartetを結成し松尾学術振興財団より助成を受ける。第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。2010年4月より国内最年少のコンサートマスターとして群馬交響楽団コンサートマスターに就任。第9回上毛芸術文化賞を受賞。2013年4月~2023年3月まで東京交響楽団コンサートマスター。オーケストラアンサンブル金沢客員コンサートマスター。2024年4月より東京都交響楽団コンサートマスター。桐朋学園大学非常勤講師。
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業後、同大学音楽研究科修士課程修了。三菱地所賞、アカンサス音楽賞受賞。読売新人演奏会、藝大室内楽定期演奏会、JTが育てるアンサンブルシリーズ等に出演。第22回かながわ音楽コンクール最優秀賞、神奈川県知事賞受賞。第60回全日本学生音楽コンクール全国大会第一位。第23回リゾナーレ室内楽セミナー 優秀賞。現在読売日本交響楽団 次席第1ヴァイオリン奏者。
桐朋学園大学卒業後、文化庁新進芸術家海外派遣員としてイタリア、フィレンツェに留学。ケルビーニ音楽院にてヴィオラをアウグスト・ヴィスマーラ氏に師事。トリエステ国際コンクール第1位。当時のイタリア大統領チャンピ氏より金メダルを授与される他、イタリア全土、ヨーロッパ各地で約50回のコンサートを提供される。ヴィットリオ・グイ国際コンクール第1位。2009年イタリアからドイツに移りケルン放送交響楽団ソロヴィオリストに就任、ゲヴァントハウス管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、バンベルク交響楽団等で客演首席奏者として出演の他、ヨーロッパ各地の音楽祭で独奏者や室内楽奏者として出演。2021年10月よりNHK交響楽団首席ヴィオラ奏者。
広島生まれ。桐朋女子高等学校音楽科、同大学音楽学部卒業。齋藤秀雄、レイヌ・フラショー、堤剛、安田謙一郎、藤原真理各氏に師事。第1回民音室内楽コンクール第1位、第44回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位。卒業後ピエール・フルニエに師事。「村松賞」、「グローバル音楽賞第1回奨励賞」「東燃ゼネラル音楽賞(旧:エクソンモービル音楽賞)」奨励賞受賞。現在、桐朋学園大学特任教授、東京藝術大学名誉教授。
京都市立芸術大学卒業。その後ロサンゼルス、ウィーンにて研鑽。1984年帰国後、独奏や室内楽に幅広く精力的な演奏活動を行う。1981~93年福岡モーツァルトアンサンブル(弦楽四重奏)のメンバー。九州各地での公演やゆふいん音楽祭に出演、93~2003年には同音楽祭の音楽監督。またアルゲリッチ音楽祭にも招かれる他、ピノキオコンサートにも多数出演。81年第50回日本音楽コンクールチェロ部門第1位。
東京出身。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。在学中より伴奏者として活動を始めた。チェンバロ、ピアノ、室内楽、指揮など活動が多方面にわたる第一人者。室内楽プログラムも多彩で、長年のキャリアに裏付けられた深い解釈は日本のみならず、世界各地で高く評価されている。1956年毎日音楽賞・新人奨励賞、1970年第1回鳥井音楽賞(現サントリー音楽賞)、1972年ザルツブルク国際財団モーツァルテウム記念メダル、1979年モービル音楽賞を受賞。2019年度第30回日本製鐵音楽賞特別賞を受賞。大分県立芸術文化短期大学客員教授。
宮崎大学名誉教授。故郷大分が「西洋音楽発祥の地」であることにこだわり、大分中世音楽研究会の指導・指揮を通して、16世紀の東西交流史を音楽的視点から研究・発表している。著書に『南蛮音楽その光と影~ザビエルが伝えた祈りの歌』(1995、音楽之友社)『音楽を見る!~教育的視点による平均律・五線譜・ドレミの誕生の歴史』(1997、音楽之友社)など。私家版CDを添付した『マンショからオラショまで(その1)(その2)』『サカラメンタ提要が語るもの』などがある。
1981年に創設され、今年44年目を迎えた。2005年には、1605年に長崎で出版された『サカラメンタ提要』に記された19曲のグレゴリオ聖歌を14年かけて演奏会で披露した。毎夏の「ゆふいん音楽祭」の金曜日の午後は、「ゆふいん西洋音楽探訪」というコーナーが定着し21年間担当してきた。
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